おしらせ

「日本陸上選手権」 井川龍人選手(S71回卒)男子5000メートルで優勝!

[2025-07-11]

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「第109回日本陸上競技選手権大会」が、2025年7月4日(金)~6日(日)に東京・国立競技場で開催され、井川龍人選手(S71回卒・旭化成)が男子5000メートルで見事初優勝を果たしました。
決勝戦では、序盤から18人が縦一列となり、ラスト勝負を得意とする井川選手は3番手をキープ。残り1000メートルで後続の仕掛けが始まると2位に浮上し、残り1周400メートルからは激しい先頭争いとなりました。
残り100メートルの最終コーナーで先頭に立つと優勝を確実なものとし、サングラスを外してのゴールインとなました。「最終コーナーからの爆発的な力は誰にも負けないという自信はあったので、そこまでは本当に我慢することだけを考えていた。完璧なレースができたと思います。」と喜びを語りました。
佐敷中、九州学院高、早大とこれまで第一線で結果を残し、今年1月の全日本実業団対抗駅伝では最終7区を走って逆転優勝の立役者となったことで注目を集めました。
今大会は9月に開催される「東京2025世界陸上」の日本代表選手選考競技会を兼ねたものですが、井川選手の優勝タイムは13分37秒59で世界選手権参加標準記録13分1秒00には届かず、代表入りは厳しいかも知れません。ただ、初めて日本一に輝いたことは大きな自信になったようで「本気で世界選手権に出るなら、日本人で最初に12分台で走れるようにならないと。もっと練習したい」と力強く将来を見据えました。「日本陸上選手権」 井川龍人選手(S71回卒)男子5000メートルで優勝!